「この学校でしょーまに出逢えたこと
好きになったこと
泣いたこと 笑ったこと
全部幸せだったよ。
ありがとう。」
いきなりの私の言葉に
しょーまは目をまん丸くして
「なにいきなり」
って言ってる。
だって、「俺、別れたつもりないよ」
…
…え
ええええ?!
「なに、言ってんの?
だって私別れよって言ったよね?
しょーまだって私の事
何とも思ってないんじゃないの?!」
「ばっか!
俺ずっと瑞季が好きだったよ。
だから瑞季から告白された時
ほんとに嬉しかった。
でも俺好きな子にはどう接していいか
わかんなくて、こんなんでごめんな。
俺、もっかい瑞季とやり直したい。」
「でも、私自信ない。
きっとまたしょーまの周りの子に嫉妬しちゃう」
「俺は大歓迎だけどね。」
「学校も変わるし」
「そんなん関係ないよ」
「しょーまだって後輩とか入ってきて更にモテると思うし」
「俺は瑞季しか
見えてないから大丈夫」
「…っ」