【おまけ⑤】
テストで、赤点をとってしまった。
数学で、13点。
赤点なんかとるのはほとんど初めてだったけど、罰として数日後に追試が決定してしまった。
…どうしよう。
追試をやったって、出来る気がしない。
そもそも今回の数学は難しすぎたのだ。
元々数学は苦手だったし、今まではギリギリの黒点を維持していたのに。
…それなのに。
「…はぁ」
また再び目の前に現れる、暗号のような数式。
それを見ると深いため息を吐くあたしに、隣で龍也くんが言った。
「…手が全然進んでいませんよ」
「!」
そう言って、不満そうな目をあたしに向ける。
ここは、近所の図書館。
この前のテストで数学が赤点だったことで落ち込むあたしに、龍也くんが「追試対策してあげますよ」とか言ってくれて、今は仲良く勉強中。
学校が終わると、二人で図書館で待ち合わせをしていたのだ。
そしていざ勉強が始まると、龍也くんが丁寧に教えてくれているけれど、それでもまだわからないあたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
だからあたしは、龍也くんに言った。
「……だめだ龍也くんあたし数学には向いてない」
「数学に向いてる向いてないとかあるんですか?っつかかなり重症みたいですね、妃由さん」
テストで、赤点をとってしまった。
数学で、13点。
赤点なんかとるのはほとんど初めてだったけど、罰として数日後に追試が決定してしまった。
…どうしよう。
追試をやったって、出来る気がしない。
そもそも今回の数学は難しすぎたのだ。
元々数学は苦手だったし、今まではギリギリの黒点を維持していたのに。
…それなのに。
「…はぁ」
また再び目の前に現れる、暗号のような数式。
それを見ると深いため息を吐くあたしに、隣で龍也くんが言った。
「…手が全然進んでいませんよ」
「!」
そう言って、不満そうな目をあたしに向ける。
ここは、近所の図書館。
この前のテストで数学が赤点だったことで落ち込むあたしに、龍也くんが「追試対策してあげますよ」とか言ってくれて、今は仲良く勉強中。
学校が終わると、二人で図書館で待ち合わせをしていたのだ。
そしていざ勉強が始まると、龍也くんが丁寧に教えてくれているけれど、それでもまだわからないあたしは申し訳ない気持ちでいっぱいになる。
だからあたしは、龍也くんに言った。
「……だめだ龍也くんあたし数学には向いてない」
「数学に向いてる向いてないとかあるんですか?っつかかなり重症みたいですね、妃由さん」

