何故か木塚くんはあたしを見遣った途端に、まるでいけないものを見たかのように顔をしかめた。
…ん?今、“げ”って言った?
そしてそんな木塚くんに、あたしがそう思って固まっていると…木塚くんが言う。
「お前…何それ」
「え?何って…」
「そのカッコ。オカシイにもほどがあるだろ、」
「!!え゙っ、」
そう言って、「あり得ねぇ…」って呆れたようにため息を吐く。
う、嘘…
やっぱ変だった!?
あたしは木塚くんのその言葉を聞くと、恥ずかしさで顔を真っ赤にして言った。
「じゃ、じゃああたしすぐ着替えてくる!待ってて!」
「!」
しかし、あたしがそう言うと…
「待て」
「!」
木塚くんがそんなあたしをふいに引き留めて、言った。
「…それはめんどくせぇから、俺が直してやる」

