あたしはその言葉に頷くと、結局その後はデート服を買えずにゲーセンで遊んだ。
……しまった。
最悪だ。
やらかしてしまった、完全に。
デート服、どうすればいいんだろう…。
そして翌日。
あたしは慣れないメイクをして、 持っている服の中で一番オシャレな服を着て木塚くんとの待ち合わせ場所に向かった。
下はスカートを穿いてきたけど、 上はお気に入りのただのTシャツ。
これで…いいのかな。
変じゃないかな。
そう不安に思いながら、やっとその場所に到着すると…
「…!」
…居た。木塚くんだ。
木塚くんは待ち合わせをした駅前で、服のポケットに両手を突っ込みながらあたしを待ってくれている。
あたしはそんな木塚くんの姿を見ると、少し深呼吸をして声をかけた。
「木塚くん!」
しかし、あたしがそう言って駆け寄ると…
「……げ、」

