妖刀奇譚のレビュー一覧
5.0
骨董品屋の孫娘、思葉(ことは)は、「観える」体質の持ち主。 幼いころ、両親からも気味悪がられて孤独を味わったため、対人関係には少し臆病なところがある。 そんな思葉のもとへ、古い神社からやって来たのは、魂を持つ妖刀の霧雨玖皎(きりさめ・くしろ)。 安倍晴明とゆかりのある、御年一千歳を超える玖皎は、意外にも好奇心旺盛で平成の世に興味津々。 ウォークマンで音楽を聴いたりパソコンでテレビを観たり、と刀の姿なりに楽しんでいる。 少し口が悪いところもあるけれど、次第に思葉と打ち解けてくる。 そして二人(一人と一振り?)が出くわしたのは、女の怨念が宿った古道具。 息詰まる戦いの末、思葉がたどり着く「彼女」の真の姿とは? ちょっととぼけた思葉とナイスガイな玖皎のやり取りが微笑ましいです。 普段の玖皎が不器用ながら優しい分、ますます、彼が抱えた過去の「罪」、「護る」という言葉の重みが、胸に響きます。
骨董品屋の孫娘、思葉(ことは)は、「観える」体質の持ち主。
幼いころ、両親からも気味悪がられて孤独を味わったため、対人関係には少し臆病なところがある。
そんな思葉のもとへ、古い神社からやって来たのは、魂を持つ妖刀の霧雨玖皎(きりさめ・くしろ)。
安倍晴明とゆかりのある、御年一千歳を超える玖皎は、意外にも好奇心旺盛で平成の世に興味津々。
ウォークマンで音楽を聴いたりパソコンでテレビを観たり、と刀の姿なりに楽しんでいる。
少し口が悪いところもあるけれど、次第に思葉と打ち解けてくる。
そして二人(一人と一振り?)が出くわしたのは、女の怨念が宿った古道具。
息詰まる戦いの末、思葉がたどり着く「彼女」の真の姿とは?
ちょっととぼけた思葉とナイスガイな玖皎のやり取りが微笑ましいです。
普段の玖皎が不器用ながら優しい分、ますます、彼が抱えた過去の「罪」、「護る」という言葉の重みが、胸に響きます。