そして、あたしの上に覆い被さる修史さんが言う。
「……もしかしたら、」
「?」
「突然こういうこと、するかもしれないよ?俺、」
「!!…っ、」
その言葉にあたしが顔を真っ赤にさせると、修史さんはフッと笑ってそこから退いた。
……な、なんだ…冗談か。
びっくりしたぁ……。
あたしはドキドキを抑えながら上半身を起こすと、修史さんに背を向けて独りゆっくりと深呼吸をする。
でもそのとき、あたしはふいに修史さんに後ろから抱きしめられた。
「!……修史さ…、」
「愛してるよ、鏡子」
「!」
修史さんはあたしの耳元でそう囁くと、その後あたしを振り向かせて甘いキスをした―――…。
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翌日。
倉庫での仕事中、入ってきた商品に値札シールを貼っていると、その時サボりに来た吉河さんに言われた。
「ちょっと、何やってんのアンタ」
「……え?」

