2人だけの秘密。



そして、あたしの上に覆い被さる修史さんが言う。



「……もしかしたら、」

「?」

「突然こういうこと、するかもしれないよ?俺、」

「!!…っ、」



その言葉にあたしが顔を真っ赤にさせると、修史さんはフッと笑ってそこから退いた。


……な、なんだ…冗談か。

びっくりしたぁ……。


あたしはドキドキを抑えながら上半身を起こすと、修史さんに背を向けて独りゆっくりと深呼吸をする。

でもそのとき、あたしはふいに修史さんに後ろから抱きしめられた。



「!……修史さ…、」

「愛してるよ、鏡子」

「!」



修史さんはあたしの耳元でそう囁くと、その後あたしを振り向かせて甘いキスをした―――…。



******



翌日。


倉庫での仕事中、入ってきた商品に値札シールを貼っていると、その時サボりに来た吉河さんに言われた。



「ちょっと、何やってんのアンタ」

「……え?」