2人だけの秘密。



…………



「修史さー…あれ?」



お風呂から上がって修史さんにドライヤーを借りようと思ったら、リビングには何故か修史さんの姿はなかった。

いつもならこの時間帯は必ずと言っていいほどここにいるのに、珍しい。


…トイレにでも行ったのかな?


あたしはそう思うと、タオルで髪を拭きながらソファーに腰を下ろす。


すると…その瞬間、



「!」



テーブルの上で、あたしはある物を発見した。


…修史さんがいつもかけている眼鏡だ。


その眼鏡は、ちゃんと折りたたんでそこに置かれてある。

眼鏡をしないなんて、そんなことがあるのか?(あたしは目が良いからわからないけど)

あたしはそう思いながら、そーっと手を伸ばして修史さんの眼鏡を手に取った。

……綺麗な眼鏡。毎日布とかで拭いてるんだろうな。

でも、そう思いながらそれを眺めていると…あたしはその時、あることに気が付いた。



「…!!」



…あれ、この眼鏡って…!