「鏡子、」
薄暗く静かな深夜、
もうすっかり見慣れた寝室で、修史さんがあたしの名前を囁く。
結婚してまだ1ヶ月しか時が経っていない今は、
あたし達には毎日がとにかく幸せすぎて。
やっと来た二人きりの甘い時間に、
あたしは修史さんのキスを待つように目を瞑った。
…―――――けど。
「…ん…ま…ママ、」
「!?みっミキちゃんっ…」
最近はそれを何故か、
いつもミキちゃんに邪魔をされてしまうんだ……。
『2人だけの秘密。』
―鏡子ヲ絶対守護セヨ!―
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
読み込み中…