……え、
その思わぬ言葉にあたしが固まっていたら、吉河さんが言葉を続けて言う。
「昨日柳瀬店長と二人きりで何処で何をしていたのかしら?」
「!?…っ、」
吉河さんはそう言うと、目を細めてため息を吐いた。
突然のことにあたしが言葉を失っていると、今度は夏木さんがあたしの近くにやって来て言う。
「ダメよ、五十嵐ちゃん。柳瀬店長に手を出しちゃ」
「!」
「だって柳瀬店長には彼女がいるんだから。歓迎会の時そう言ってたでしょ?」
夏木さんはそう言うと、びっくりしたままのあたしの顔を覗き込んだ。
…なんで?
なんで夏木さんと吉河さんは、あたしと修史さんのことを知ってるのっ…!?
「…や、で、でもっ…あの、」
びっくりし過ぎてあたしがしどろもどろになっていたら、次の瞬間夏木さんがエプロンのポケットから自身の携帯を取り出した。
そしてそれを少しだけ操作すると、その画面をあたしに突きつけるようにして見せる。
「誤魔化したってダメだからね。ちゃんと証拠があるんだから」
「!?…っ、」

