2人だけの秘密。



その言葉に、あたしは思わず頬を緩ませてペンギンを見つめる。



「……ほんとですね」

「だろ?」



…空飛ぶペンギン、か。

そっか。ペンギンは鳥類なのに、空飛べないもんね。


修史さんに言われて再度ペンギンを見たら、本当にペンギンが空を飛んでいるように見えてきた。

凄く貴重な光景。




…………




その後は他の色んな魚を見たり、ラッコを見て癒されたり、ペンギンのお散歩タイムに凄く癒されたりしてようやく水族館を出た。

するともう時刻は夕方の16時をとっくに回っていて、それに気づいた修史さんが言った。



「…次、どこ行く?まだ帰るには早いし」



そう言いながら、車に向かう。


……その言葉を聞いて、あたしは思い出した。



そうだ、今日はあたし、修史さんにちゃんとはっきり告白の返事をしようと思ってここに来たんだ。


あたしはそう思うと、ふいに周りを見渡して…修史さんに言った。



「……修史さん、」

「うん?」