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その後はそこを後にして、あたし達は次にイルカやペンギンがいる大きな深いプールに来た。
するとそこではイルカのエサが100円で売られていて、それを自由にあげることが出来るらしい。
あたしも修史さんもイルカにエサやりなんてやったことがなかったから、大きめのコップに入っているそれを一つ買った。
…イルカって何を食べるんだろう。
そう思ってそのエサを見てみたら、そこには小さなエビらしきものが…。
それに触れると凄く冷たかったけど、イルカの方に行くともう既にエサを待ち構えていて、顔だけをそこから出していた。
「かーわいいね~」
そんなイルカの姿を見て、修史さんがにこやかにそう言う。
…確かに、凄くカワイイ。
イルカをこんなに間近に見たのは初めてだ。
エサをあげると喜んで食べてくれて、その姿も愛らしい。
そしてその奥を見てみると、ペンギンがプールから上がって歩いている姿も見えた。
その姿を見ると、自然に顔がほころぶ。
「…修史さん、修史さん!」
「うん?」
奥にいるペンギンが可愛すぎて、あたしは思わず修史さんを呼ぶけど、
修史さんはいつのまにかとっくの前からあたしを見ていたみたいで、その瞬間すぐにバチッと目が合った。
まさか修史さんがこっちを見ているなんて思いもしなかったあたしは、またドキッとして目を逸らしてしまう。
「…どした?」
「や、あの…」
「?」

