「……愛莉?!大丈夫!?」
目をさますとそこにはエルと神華と魔矢の姿があった
「大丈夫?すごいうなされてたけど」
「ハァ、ハァ」
肩で呼吸をしているのが自分でもわかる
当たりを見渡すと見慣れたメンバーが心配そうにたっていた
何だ、夢か。
何で今更こんな夢を見るの?
もう大丈夫だと思っていたのに
何で突然?!
「本当に大丈夫か?」
大丈夫じゃない
助けてほしい
誰か
「だ、大丈夫。」
だけど
駄目なの
みんなを傷つけることになっちゃうから
私は大丈夫
「そっか」
何でそんなに悲しい顔をするの?
何で
わからないよ
「ね、ねえ!もう愛梨も大丈夫みたいだしそろそろ歩かない?」
沈黙を破ったのは魔矢だった
「愛梨、本当に大丈夫?」
「平気。」

