「……り………………あ……」



なんだよ

誰?

「愛莉?!」

目を開けると現実世界に戻っていて目の前にはチームがそろっていた


「お前大丈夫かよ?」


大丈夫かって言われたら大丈夫じゃない。

精神的にもきつい


だけど、

「大丈夫。」

こう言うしかない。



変なこと言って面倒になるのもやだ


ここからまた二時間同じ道を歩いた。

門の前についたのは丁度6時だった



「あら。お帰りなさい。時間ぴったりね。」

先生が門を開けてくれた



そのまま私たちは学校へ行った

なんで学校へ行くのかはわからなかったけど、みんなただ先生についていった


「それで?今日は何かあった?」



今日の反省会みたいなものだ



「その顔は何かあったのね。」



いろいろあったよ。

ありすぎたよ!


「はい。いろんなことがありました。」


口を開いたのは幸希だった



幸希は今日会ったことを全部話した

化け物と戦ったことや

予想以上に強かったこと

エルが襲われたこと、

そして、私のことも。

全部を話し終えた時はもう、7時を回っていた