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あと8分。






みんなは無言。


昨日、私が帰った後に何を話したんだろう。



私のせいでチームが駄目にならないと良いけどな。






駄目だ!

私はなんでチームの心配をしてるの!



何も考えない。



集中。



一心不乱だ。


ただ一つだけに集中。











「あのさぁー。」





そう言いながら話しかけてきたのは悪魔の血を持つ暗危魔矢(クラキマヤ)だった




「本当にチームにならないの?」



もちろん質問には答えない。




「ねえ?私達のチームは7人だけど6人と1人でバラバラになるの?「チーム」って言う名前だけの仲間になるの?」





泣きそうに、でも少し怒っているみたいな声。






「そうだけど?7人チームで行動はするけど私は一切あなた達に関わらない。」








うん。



これでいい。




これで私はみんなに嫌われる。


いいんだ。