天使と悪魔







「んー?大丈夫大丈夫!こんなの屁でもないよ!」







あえてふざけて言う








みんなに迷惑はかけたくない










「何言ってるの!?保健室いくよ!」






「え?」







私はエルに無理やり腕を掴まれて強制的に保健室へ向かった












「先生ー!怪我人です!手当てしてください!」






ものすごい勢いでドアをあけるエル







保険の先生も目が点になっている



保険の先生が2人いた




でも、いっさい言葉を交わしていない







「えーと、て、天使の先生で!」





そしてすぐに







「あら!大変!大丈夫!」






そう言って駆け寄ってきた








慣れた手付きで手当てをしてくれる先生