「ねぇ?愛莉?」




と、口を開いたのは神華だった



みんなの顔つきが変わった




どうしよう




怖い




もしもあなたなんていらないって言われたらどうしよう





あなたは弱いからいらないって言われたらどうしよう






わたしの頭の中でいろんな不安が行き交っている




















「私達とチームにならない?」










「……え?」






チーム?




みんなとチームに?





「愛莉は私達を命懸けで助けてくれた。いくら突き放されたってかまわない。愛莉がチームになってくれる、その日までは絶対に諦めない」





神華