大きな有に、小さな私は優しく包み込まれている。


この雰囲気をぶち壊すような事を言いたいんだけど、、、



そんな事を言ったら、それこそ空気読めない女の称号が与えられてしまう。



今は、何も言わずにただ、有の胸の中で顔をうずめていよう、、、



今は、それだけで良い。贅沢は言わない。


もう少し、公園で住んでもいい…



抱き合っているのに、夏の暑さを今は忘れていた。