年下オトコと秘密の恋

結局、あまりの暑さに何もする気がしない。


気づけば、太陽も高く昇っていて、
さらに暑さが増していく。


午前中は、何度も水を浴びる為に水道まで行ったり来たりを繰り返していた。


「今、何時だろう…」


太陽の位置からして、お昼頃なのは間違いない。


--グルグル~--



私のお腹も、お昼頃だと物語る。


ベンチに仰向けになったまま、私はポケットにしまいこんでいた携帯を取り出し、ゆっくり開いた。

しかし、携帯を開くと画面は真っ黒。



何日も充電していなかった携帯は、
ただの「玩具」と化していた。


ため息をこぼし、再び携帯をポケットにしまいこむ。