年下オトコと秘密の恋

4つ目に訪れたデパート辺りで、
だんだん私は息苦しくなってきた。


すっかり忘れていた…


私は、人の多い所は苦手なのを…


どんどん呼吸が乱れていくし、足が痛くなってきた。


しかし、そんな状態の私なんて気にせずに、
いや、気付いていないと言った感じだろうか…


「よし、ここにしよう。」


やっぱり気付いてない様子の有。
そう言うと、私の腕を離して中へ入って行った。


掴まれていた腕は、真っ赤に染まっていた。