年下オトコと秘密の恋

再び、ベンチに仰向けになる。

短い足をプラっと伸ばし、頭の下に両手を敷き空を眺めた。

何も考えずに、ただ澄みきった青の空を…


周りには、犬の散歩をしている若い女性や、
帽子を深く被って、水遊びをしている子供


そして、住む家がなく、ベンチで仰向けになって横になる私…


まさか、私が公園生活をしているとは思わないだろう…

他人から見たら。


今日も平凡に、澄みきった空を眺めて、たまに出てくる雲の動きを目で追って、
青からオレンジに変わる瞬間を目撃して、

最後は、私の心境と同じように『闇』に染まる空を見る。


そうして、また1日が終わるのだろうか……