年下オトコと秘密の恋

「別に喚いてませんよ!!」


恥ずかしい所を見られてしまった…
私は、慌てて起き上がり、ボブの髪を整えるように触る。



「顔…真っ赤だよ…」


男は、私の顔を指差しながら笑って言う。


その言葉に私は、急いで両手で顔を隠した


「あはは、君、忙しい人だね…横座っていい?」


断る理由が特になかった私は、
顔を両手で隠したまま小さく頷いて答えた。