そして、扉を開けました。

ここで帰ればよかったんです。
帰らないから悪夢に取り憑かれたんです。

牢屋がありました。
牢屋の中には、骸骨と異様に舌が長い少年がいました。少年は、
「ねぇ、君。僕を助けてくれ!」