優梨side

「永遠ちゃん⁉︎永遠ちゃん‼︎
大丈夫⁉︎ねぇ‼︎ねぇ‼︎聞こえる⁉︎」

僕は永遠ちゃんを抱きとめて叫んだ
保健室の近くだったから凛斗君や誠君達も走ってきた。

永遠ちゃんはもう限界がきてるんだと思う。
僕のお姉ちゃんのせいで。
許せない。あんな姉を持つことが恥ずかしい。

僕はそう思った。
僕のお姉ちゃんが傷つけた。
人をここまで追い込んだんだ。

僕は、怒りが抑えられなかった。