「あ、はい…」

あたしはゆっくりとベッドに寝そべった。

「じゃあ、まずは頭の方から治療するわね。」

先生は、優しくガーゼで血を拭き手当てしてくれた。
優香に切られた処も同様に綺麗に手当てしてくれた。

「ありがとうございました…」
あたしは、そう言って処置室から出てお金を払い帰った。