「う、うん…」
「お、おう…」

ほら、雅は無口だけど…
凛斗も和樹も引いてるじゃん。

ハッとした優香はすぐさま口調を直し
「優梨、帰ったらあたしのお部屋に来てねぇ?あと、誠と隼人ぉ~。ばいばいっ♡また明日ねぇ~」
と、頬にキスされてた。

その瞬間隼人が切れた。

「やめろ。気持ち悪りぃんだよ。
大体なんだよお前。
いっつもブリブリ変な口調で、永遠を悪者に仕立て上げて…俺、こんなやつが姫なら華月から抜けるわ。」

珍しく長文で隼人が話した…とか、思う暇もなくて!?
えぇ!?華月抜けるって…?

「雅、俺も隼人の意見に賛成だから…抜けるわ。」
誠も同調し始めた。
すると…
「えっ…と、まこっちゃん、はやくん?
どういう…こと…?永遠のコト…信じるの…?僕たちよりも…そっちの方、信じる…の?」

泣きそうな顔で誠と隼人の服を引っ張る凛斗。