「…悠大先輩。…私…階段でぶつかったときから、悠大先輩のことずっと好きでした。こんな私でよければ、お願いします!」



その瞬間、私は悠大先輩に抱きしめられて…





…何かが唇にあたった。




それは、どんどん深くなっていって、私を幸せな気持ちにさせるもの。



…それがキスだとわかるには、時間がかかった。



苦しくなってきたころに私達の唇は離れ、お互いを見つめあった。