初恋は階段から始まった。



『それでは、1位から順に何がお題だったのか聞いて行きましょう!』


全員ゴールしたらしく、アナウンスが入った。


「うわ、やべっ」


悠大先輩は焦ったようにそう言うと、私の手を取って走り出した。


いや…逃げ出した。



…そうだよね。




みんなの憧れの悠大先輩に好きな人がいるなんて、広まったら大変だもん。