初恋は階段から始まった。


最近、自分の気持ちがよく分からない。


本当に悠大先輩のことが好きなのか。


優真のことが好きなのか。



…優真はいつも近くにいて、幼なじみっていうより家族って感じの存在なんだけど、
さっき抱きしめられたとき、私より力が強くて…


やっぱり男の子なんだなって思った。






「雫、次、技術だよ。行こ!」


愛莉に言われて、急いで準備をした。


「うん、行こ!」


私たちは木工室へ急いだ。