「んんっ…っは!ここどこ?!?!???」

ホントどこココ?!ベット…なんで?いやえっと、は?!(パニック)
どこか分かんないけどシンプルなモノトーンの部屋のベットで寝てる。知らない人の。
いい部屋じゃん。かっけぇ。…
じゃなくて!そんな感想語ってる暇ないから!何処だよここ!?!?

「気がついた?」

「?!?!誰?」
見たこともないハーフかな?イケメンの男の人が出てきた?!

「そんなにびっくりしないでよ!俺もびっくりするじゃん」

「ごめんなさい…でも、ココがどこだか分かんなくって。」

「ん?俺の部屋」

「え?!Σ(○口○)…」

「だって買い物行こうとしたら玄関で倒れてるんだぞ?心配でさ」

「あ、ありがとうごさいます…」

「どうした?なんか悩みあるの?」

「え?」

「ふつー知らない人の家の前で倒れるか?だから心配になったの」

「えっと、………思い出せない。」

「は?!」

「あ、一人暮らししてて、高1なんですけど、ふらふらしてて、貧血気味?で、ウサギもふもふしてて」

「いや、うさぎもふもふいらないだろ」

「んまぁ、倒れました。」

「…だいたい分かった。親御さんの名前は?」

「いないです…交通事故で。」

「す、すまない…」

「いいんです!もう吹っ切れてますから!」

「すまない…!あ、まだ名乗ってなかったね。俺は谷津セピア。一応高二」

「セピアさんですかぁ…あたしは小嶋夏乃(こじまなつの)です!えと、高校一年です」

「よろしく!」

「「「お!起きたのか!」」」

「?!?!」