「何で……」 そう言うと誠は私を教室の外に連れ出して、 長袖シャツに覆われた左腕を見せた。 その腕は異様なまでに細く、 骨ばっていて、 そして曲がっていた。 「これだ」 誠はこう言って、 悲しそうな、憐れむような目をした。