あの日の教室、1人の少女、机と椅子と黒板と。~5人の少女の物語。~

しばらく経ったある日のこと。

「恵理佳~!」

私は深雪と一緒にいた恵理佳に声をかける。

すると、深雪は何か怯えた目つきで、

私たちと少し距離を置いた。

そう、昔稲村のことを見つめていたみたいに。