「あたし日光苦手なんで、いつも夜に起きてるの。昨日は大丈夫だったけど。」


「何故、日光が苦手なんですか?」


「…肌が焼けるように熱くなるの。」


「そうですか。なるべく出るなら夜にしましょう。ですから午前中は、家の中にいて下さい。」


「い…え?」


「はい。ここは僕の家なんです。」


「初めて聞いたよ。」


そうでしたね。


巳甘さんはここの事について全く知らない。


ついでといってはなんですし、僕のことも話しましょうか。


「今日は一日中お話をしましょうか。」


「話?」