けど、どうやって食べるのか分からなかった。
小五郎さんの方をみると細い棒二本を使って朝餉を食べている。
あたしは手元に置いてあった小五郎さんと同じものを手に取った。
小五郎さんと同じように持とうとするけど中々うまく持てない。
「小五郎さん…。」
あたしは助けを求めるために小五郎さんを見た。
「す、すいません!今食べ方教えますよ!」
「うん…」
「これは箸と言ってこれを使って食べるのです。」
小五郎さんはあたしに箸の持ち方を教わった。
「巳甘さんは物分りがよくて嬉しいですよ。」
ニコッと小五郎さんは笑う。
なんだか小五郎さんの笑顔みたらあたしまで笑顔になっちゃう。



