そのまま後ろを眺める巳甘さん。 僕も同じところを見る。 やっぱりいません。 いるのは町の人達だけ。 「やっぱり…。あたしたちのことをずっと見てる。」 「え?」 「青っぽい物を着ていてゆっくりゆっくりあたしたちを見てる…。あ、今目があった。」 青っぽい物… 流石に危険ですね。 僕は持っていた風呂敷と金平糖を巳甘さんに持たせた。 そして荷物ごと巳甘さんを横抱きにした。