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甘味を食べたあと店の者に金平糖を二袋程売ってもらった。
「小五郎さん、傘開けて。」
「いいですよ。」
バサッ
「はい、どうぞ。」
「ありがと。」
傘を受け取った巳甘さんはとても嬉しそうでした。
そして当たり前のように手を繋ぐ。
「巳甘さん。」
「何、小五郎さん。」
「金平糖食べますか?」
「こん…ぺいと…う?」
僕は袋から金平糖を一粒取り出し巳甘さんの口当てて食べさせた。
「よく噛んで下さい。」
「……あたし、これ好き。さっき食べたのよりすっごく美味しい…!」
「僕も金平糖好きですよ。」
僕も一粒金平糖を取り出し口に含む。
「小五郎さんも食べてる。」
「え?」
「金平糖を噛む音が小五郎さんから聞こえるの。ジャリジャリ…って。」
「まだ食べますか?」
「うん!」
もう一粒金平糖を巳甘さんにあげた。



