僕はさらに赤面してしまった。


そんな僕たちを見てた氷雨さんが


「若々しい…。」


とつぶやいていた。


「あ、氷雨さん。これは払うのでお願いします。」


僕は持っていた傘を氷雨さんに見せた。


「傘?」


「えぇ。」


「じゃあ、お金。」


と手のひらを見せてくる氷雨さん。


なんか腹立ちますね。


僕は財布からお金を渡した。


「それと巳甘さんに似合う着物3,4着選んで下さい。」


「じゃあ、待っててな。」


そう言うと氷雨さんは着物を選びに行った。