僕は元の場所に戻る途中外が騒がしかった。


僕は外を覗いて見ることにした。


「嫌やわ〜。また、新撰組よ。」


「またかいな。」


「池田屋事件があってからは少しはようなったんやないんか?」


京の町の人達は新撰組の事について話してる。


「毎日毎日、見廻りって…」


町の人は道の端に端にと寄っていた。


その空いた間を新撰組数人が通る。


「新撰組ですか…。」


先頭を歩いているのは沖田総司。


今日は一つの組なんですね。


いつもは二つの組で回っているのに。