「大丈夫なの?」
「うん。」
「無理したら駄目だよ?」
「分かったからそんなに…詰め寄らないで。」
「あ、ごめん!」
あたしはいつの間にか沖田さんに詰め寄って見てみたい。
あたしは沖田さんから離れた。
「…ねぇ、沖田さん。あたし本当にずっとこのまま?」
「うん。そりゃね。」
ずっとか…
確かにここは新撰組で敵なのにここの人は優しい。
こんなあたしにも普通に接してくれるし原田さんとか面白い。
ここに居て退屈じゃない。
けど小五郎さんにずっと会えなくなるのは流石に嫌だ。
早く抜け出してここから逃げないと。
逃げて小五郎さんの元に行きたい。
けどそう簡単には抜け出せない。
「巳甘さん、抜け出したら罰せられますよ。いくら女でも。」
沖田さんはとても勘鋭いから少し困ってる。
「抜け出してもあたし走るの遅いからすぐ捕まりそう。」
「そうだね。足遅いもんね。」



