あとは…
僕、大の甘味好きなんですよね…
貴女は喜んでくれるか分かりませんが
蛇の "巳" に甘味の "甘" で
"巳甘"
でどうでしょうか…
よし、ここは一か八かで
「貴女の名前決まりましたよ!巳甘さんです!巳に甘いと書いて巳甘と言うのです。」
「巳甘。これ気に入りました。何故このような名前なのですか?」
僕は考えた名前を簡単に説明した。
「そう…です…か。」
なんだか敬語で言われると距離が遠い気がして敬語はやめてと言った。
「うん。分かったよ。小五郎さん。」
そう言ってさっきよりも柔らかい笑顔で言った。
また、胸が高鳴る。
これが
恋というものなのでしょうか。