「記憶喪失…。」
「にしても、厄介なところに拾われちょるが。小五郎、いい案はあるが?」
いい案…ですか。
屯所に行くとしたら、命を差し出すようなものですし…
伊東さんに頼んでも伊東さんは今の屯所に出入りは禁止らしいですし…
僕は首を横に振った。
「残念ながら…。」
龍馬さん、お龍さんは顔をゆがませた。
その時
「お前桂小五郎か?」
背後から声がした。
「誰ですか?」
僕は後ろを振り向き刀に手をおいた。
龍馬さんはお龍さんを庇うようにしてた
「否定はしないのだな。」
人数は一人。
逃げれなくもないですね。
隙を見て逃げましょうと、龍馬さんに目で合図した。



