「巳甘さん?何してるの?」
この男…沖田総司。
流石にバレたら危ないですね。
僕は笠を深くかぶり直した。
「では、僕はこれで失礼します。ぶつかってすいません。」
僕はその場から離れた。
そのあと探してたら途中龍馬さんと出会った。
「おお、小五郎じゃ!見つかってよかったき。」
「え?何かあったんですか?」
「おおありや!桂はん、巳甘見つけたんよ。」
走ってきたんだ。
2人とも息が切れてる。
「どこに居たんですか?!」
「沖田総司しちょうか?そいつと一緒におったき。」
沖田総司…
「先程沖田総司いましたよ。まさか、隣にいた女性…」
「そうや、巳甘や。せやけど、今巳甘記憶喪失らしいで。」