「黙ってないと斬るよ?」


「モゴ…モガモガ!(え…それも嫌だぁ!)」


「何言ってるかわかんないよ?」


口の中にあるわけだから、分かるはずもなく黒い笑みであたしを見た。


あたしは急いで口の中にある金平糖を食べた。


なくなった頃には目的地へとついてた。


「いやぁぁぁ!離してよ!馬鹿馬鹿馬鹿ぁ!」


「もう着いたんだから抵抗しない方がいいよ。」


「ううっ…」


「まだ、叫ぶなら縄できつく縛り付けるよ。」



あたしはおとなしくした。


すると何故だか部屋に連れて行かれた。