「龍馬さんはいけませんね…」
「けど、面白かったよ?」
「貴女までいうんですか?」
「龍馬さんも言ってたの?」
「えぇ。耳に蛸ができるほど…」
「龍馬さんはしつこいからね。あ、小五郎さん。お風呂お先にどうぞ。」
「はい。」
僕と巳甘さんが晴れて恋仲になってもう10日と少しがたった夜だった。
巳甘さんはある程度家事が出来るようになっていた。
巳甘さんと夫婦かぁ…
悪くないですね。
巳甘さんが嫌でなければ全ての事が片付いて落ち着いたら夫婦になって下さいと言いましょうか。
僕は湯に浸かりながらそんなことを考えてた。