小五郎さん以外…
「巳甘さん、甘くて美味しいですよ!」
「本当?よかった〜!」
小五郎さんはあっという間におむすびを平らげた。
「ゴホゴホ……」
皆何故か咳き込んでた。
何人かは苦しそうにもがいていた。
「ど、どうかした?」
あたしは恐る恐る近くにいた晋作さんに声を掛けた。
「桂と同じとは…」
「え?晋作さん?」
「桂と同じ味がする…」
「ほんと?良かった〜!小五郎さんのご飯美味しいから、よかったよ!」
「巳甘、おむすびに何をいれたん?」
「お砂糖だけど…?」
「おむすびに砂糖を入れたらいかんぜよ!」
「姉御…俺ら殺す気ですか?」
「そんな事ないよ?美味しいのに。」
「お前にこれをやるから食べろ。」
晋作さんはあたしにおむすびを差し出した。
あたしはそれを食べる。



