そんなことであたし達の花見は始まりました。
「お腹が減ったきに。ご飯じゃぁ!さけじゃ!」
「うち沢山ご飯作ってきたんで。よかったら食べぇな。」
お龍ちゃんが御弁当を作ってきてた。
お龍ちゃんのはどれも美味しそうだった
あたし一応作ってきてるんだけど…
「巳甘さん?」
「小五郎さんどうしよう…。お龍ちゃんよりちょっとあれなんだけど…」
「巳甘さんは一生懸命作ってましたよ?ですから、大丈夫ですよ。」
あたしは恐る恐る御重を一つ取り出した
「あたしも作って来たから食べて…?」
あたしが作ってきたのはおむすび。
ご飯なんて一回も作ったことはないけど昨日、沢山練習したの。
「姉御のも頂きます!」
「うちももらう。」
「わしもじゃ。」
「もらうな。」
次々と皆あたしが作ったおむすびを取る
気付いたら残り一つとなった。
それをあたしは小五郎さんにあげた。
「「いっただきまーす。」」
みんなは元気よくそう言うとおむすびにかぶりついた。
そしたらみんな固まってしまった。



