ずっとずっと貴方の事を愛し続けます



「あんさん、目が見えへんの?」


「…うん。」


本当は目が赤いだけで隠してあるけどそれは答えたらまずそうだったから



「なら、好都合や。」


「え?」


幾松さん?


何を言ってるの?


ガラ


「幾松ちゃん来るの遅いよ。」


「すいまへん。」


あたしは何処かの部屋に入らされた。


「あれ?隣の子は誰?新入り?」


「目隠してあるけど可愛いな。」


「本当だ。」


沢山の男の人の声が聞こえる。


怖い…


何するの?


「この方たちは幕府の侍はんよ。このこと桂はん達にゆうたら……桂はん達のことゆうよ?」


幾松さんはあたしの耳元で囁く。


幕府の侍さんに言われたら小五郎さんたちは…捕まってしまう。


それだけは嫌だ。


「言わないよ…だから、何するつもり?」


「そうやなぁ。…あんさんら、この子好きにしてもいいどすよ。」


「おっ!いいのか?」


「けど、静かにしてくれな。」


そう言うと幾松さんは部屋から出て行ってしまった。


「幾松さん?」


あたしは今目が見えないから何と無くで後ろへと引き返そうとするが


ドサッ


「いっ…」


前から転げてしまった。


逃げないと…


ここにいたら駄目。