「早く帰らないと土方さんに怒られるし帰ろ。」
僕は歩く足を早めた。
「おおい!まてよ総司!」
「待たないよ。あ、いいや遅くなっても。また平助のせいにすればいいんだし。」
「総司。遊びに出かけたわけではないのだから、副長にそんな嘘はつかなくてもいいだろう?」
「わぁぁぁ!一がいつもより輝いてる!」
「いつもは輝いてないことか?」
「そ、そんなことは言ってねぇぞ!」
そんな事を言いながら屯所へとついた。
僕はお風呂に入って早めに床に就くことにした。
次は必ず捕まえるから…
それまで待ってなよ桂小五郎。
僕はそう思いながら目を瞑った。