「お前よく見えたな。」


「平助、総司は目がいいって前から言ってるだろ?」


「あ、そうだったけ。」


なんだ、こいつら余裕すぎるだろ。


余計それがムカつきます。


「こんな夜中に何の用ですか?」


「何の用って言っても偶然見つけただけだ。」


「では、帰らさせてもらいますね。大切な人が寝ているもんで。」


「帰しはしねぇぞ。っと言いたいとこだがあいにく刀忘れたからな。」


よく見るとみんな腰に刀を差してない。


それはそれで安心をする。


僕たちは刀持ってる。


けど、巳甘さんの前で刀を使いたくない。