あれから少し皆で話をして巳甘さんがうとうとしてたから帰ることにした。
「巳甘さん、おんぶしますよ。」
「ううん…。ありゅ…く…」
眠たすぎて呂律が回らない巳甘さん。、
「眠たいでしょう?おんぶしますから寝てて下さい。」
「う…ん。」
僕の背中に乗りすぐに寝た。
「スー…スー…」
「可愛いです。では、おやすみなさい。」
「待て。桂の家に泊まる。ってことで、龍馬と西郷さんまたな。」
「待って下さいよ。何故泊まるのです?」
「借りは忘れたのか?」
「それは借りではないと言った筈ですが。」
「それは俺が決める。って事で泊まる。」
「はぁ…今夜限りですよ。」
帰り道。
「高杉、後ろにいられたら歩きずらいんでやめてもらえます?」
「いいだろ?俺の勝手だ。」
「はぁ…」
「あー…可愛い。」
「聞こえてますよ。」
「うるせぇ。」
「…」