つけているリストバンドを外す



「「「「「「っ!!」」」」」」



陸「それって、リスカ…」



神楽「…うん。リストカット。

なんかさー、ふいに死にたいなーって思うことない??


僕、精神弱いからかなー?
この日が近づく度に死にたくなる。」



伊織「神楽……」



複雑そうな顔で僕をみつめる



神楽「あ、別に伊織のせいじゃないよー?


けど、僕の目標は兄ちゃんがいること。
それと、幹部でいること。」



「「「「「「え、、?」」」」」」



神楽「…けど、僕は幹部をやめた。
そしてもう兄ちゃんもいない。


だから死のうとした。それだけだよ」



星藍「それってさー、ただの甘えだよね。」



神楽「っ!」



図星だ、



目標といって縛り付けてるだけ



星藍「黙って聞いてりゃ目標だの死ぬだの言ってさ。
結局何がしたいわけ?」



ッッッ!!!!



ギロリと僕を睨みつけた星藍



神楽「っ!そんなの僕が自分が一番わかってるよ!!


けど、それに頼るしかないんだ……」



支えになるのが目標だけなんだよ…



空「…くっだらない。


お前はこいつらを仲間だと思ってねぇのかよ
こいつらはお前を信じて待っているのに?

お前が勝手に疑っただけだろ。
こいつらはお前がやめるとは認めていない」